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マクダフ(Macduff)/グレンデブロン (Glendeveron) |
ハイランド |
マクダフ蒸留所は、2種類の銘柄を持つ珍しい所です。ブランド名がグレンデブロンですが、オフィシャルのシングルモルトはグレンデブロン、瓶詰業者のものは蒸留所名のマクダフで出ています。
蒸留所はサーモンが数多く遡上るデブロン川がすぐ脇を流れ、海まではすぐの距離にあるバンフ州の中心地、バンフの東に建っています。マクダフとは、「ダフの息子」という意味で、元々はダウンと呼ばれる小さな村を、この地を支配したファイフ伯ジェームズ・ダフの名前をとって、1738年に現在の名前に改められました。
創業は1962年に、その10年後の72年には、現在の所有者のウィリアム・ローソン社が同社のブレンデッド、ウィリアム・ローソンズの原酒を確保する為に買収しています。
仕込水は、デブロン川の支流、ジェリー川の水を使用しています。
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創業年:1962年 |
仕込み水:ジェリー川 |
ポットスチル: |
初留釜x2基 再留釜x2基 |
ブレンド銘柄:ウィリアムローソンズ |
ゲール語:ダフの息子(マクダフ) |
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オフィシャル |
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ボトラーズ |
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935
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W&M マクダフ 1989 ポートフィニッシュ 46度 700ml 蒸留所名とブランド名が違うモルトがいくつか存在していますが、このグレンデベロンもそのうちの一つで、マックダフ蒸留所で造られています。1960年代に建てられたこの蒸留所は、スコッチウィスキーのウィリアム・ローソンの原酒モルトを主に生産しているが、蒸留所では珍しく、独自のクーパレッジと呼ばれる樽の製造部門や、ダークグレインと呼ばれる、残留廃液をペレット状にする加工工場を併設しています。インディペンデント・ボトラーからは蒸留所名のマックダフでボトリングされている場合が多いようですが、とってもスムーズでクリーンな味わいがあり、モルト独自の味わいや香りが楽しめる一本としてオススメされています。最近のグレンデベロンは以前よりも樽由来の風味が増しているように感じられると好評を得ています。食前、食後といつ飲んでも満足できるモルトとしてこのグレンデベロンをおすすめします。
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