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グレン・キース (Glen Keith) |
スペイサイド |
スペイサイドのキース地区の名を冠する。
キースの町には、ローゼスやエルギン、ダフタウンと並んでモルトウイスキーの蒸留所が集中している。狭い町の中には、ストラスアイラ、グレンキース、ストラスミルがあり、さらに郊外にはオルロスク、グレントファース、オルトモーアが創業、これら6つを合わせてキースの地区の蒸留所と呼んでいる。
蒸留所は、ストラスアイラの第2蒸留所として1957年に創設された。前身は製粉およびオートミールの工場で、蒸留所はその跡地に建てられた。
ポットスチルの熱源にガスバーナーを採用したのもここが初めてで(現在はスチーム加熱)近代化のパイオニア的存在。
創業当初は3基のスチルを設置、ハイランドでは珍しい3回蒸留を行っていたが1970年に3回蒸留は中止となり2回蒸留に切り替わった。1987年に増改築工事があり新たに4基のスチルが増設され、現在は合計6基となっている。
すべてがシーバス系のブレンデッドの原酒となっていたので、オフィシャルのシングルモルトウイスキーは一度も販売されていなかったが、1994年に10年物のシングルモルトウイスキーが市場に登場した。
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創業年:1957年 |
仕込み水:ニューミル・スプリング |
ポットスチル: |
初留釜x3基 再留釜x3基 |
ブレンド銘柄:シーバスリーガル、パスポート、100パイパーズなど |
ケルト語の一種ブリトン語のcoed(森)に由来。 |
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オフィシャル |
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1226
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グレンキース10年 700ml このボトルは蒸留所オフシャルで10年以上熟成させた原酒がブレンドされていますが、先述のとおり2000年から操業休止中のため実際にはもう少し遡るかもしれません。スペイサイド産シングルモルトならではの華やかな香味とバランスの良さがあり、ラフランスやハチミツ、白い花や麦芽など、甘さを連想させる様々な香りを楽しめます。
シーバス系のブレンデッド・ウイスキーに使われるうえ10年もの休止が祟って流通が不安定になってきましたので、今のうちに確保した方がいいかも
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ボトラーズ |
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