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カーデュ/カードゥ (Cardhu) |
スペイサイド |
ライトタイプで飲み口は甘め。
今日のカーデュ蒸留所の名声を称えその歴史を辿る時、この女性について触れない訳にはいかないでしょう。それがウイスキー産業の女王とまで言われた「エリザベス・カミング」です。今でこそカーデュ蒸留所は超大企業ディアジオ(UDV)社の所有となっていますが、元々はジョン・カミングが本業である農業のかたわら農閑期に生産していた、(多くのウイスキーがそうであったように)密造酒でした。密造酒を造り始めたのが1811年の事で、その後密造容疑で3度の検挙を経て1824年には政府公認蒸留所として再スタートします。時を重ね、蒸留所の経営はジョン・カミングの息子ルイス・カミングへと引き継がれ、ルイスの死後には妻であるエリザベス・カミングが蒸留所の経営を引き継ぎました。1972年には蒸留所を築するなど、彼女はずば抜けた経営手腕を発揮し、カーデュ蒸留所の名声を不動のものとします。その成功は当時の大企業にも注目されるところとなり、1893年、ジョン・ウォーカー&サンズ社が蒸留所を買収し、ジョニー・ウォーカーの原酒としてますます重要な位置を占め、今日へと至っています。
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創業年:1824年(1811年) |
仕込み水:マノックヒルの泉 |
ポットスチル:ストレートヘッド型 |
初留釜x3基 再留釜x3基 |
ブレンド銘柄:ジョニーウォーカー、スウィングなど |
ゲール語:黒い岩 |
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オフィシャル |
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ボトラーズ |
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